年末に、しなしなに萎れた胡蝶蘭2株をもらってきました。
もはや、カラカラに近かった…。
1年半くらい前にお葬式で使われたものを、
プラポットにバーク植えで「水をやり過ぎないように」気を付けて育てていたそうです。
こんな感じでした。
(②と③は同じ株です)
直射日光をあてない、水をやり過ぎないように気を付けていたものの、
逆に水不足に…。
そして暖房のついた部屋で加湿器を使うこともなく、空気もカラカラ…。
我が家で預かって、
病気の証拠もなかったし、新しい根や葉も出てきていたので、
多分大丈夫jじゃないかと、復活を試みました。
どうやったか?って、こんな感じです。
ハンギングバスケットに入れて、夜間だけビニール袋で多い、多湿状態を作りました。
ビニール袋を閉じる前に、メネデール200倍液を株全体にスプレーして、
自分の息を吹き込んで袋をパンパンにしました。
で、朝になったら袋を外して乾かす。
画像は、朝取り外す前に撮ったものです。
胡蝶蘭は、夜に気孔が開くCAM植物ということで、
水分不足の状態の胡蝶蘭を、夜に多湿環境に置いてあげれば、水分が補給されやすい、
ついでに二酸化炭素も多い環境であれば、夜間に有機酸を合成し昼間の光合成も活発になる、
と考えてのことです。
この辺の話、人に語られるほどにはまだ勉強していないのですが、
とりあえず結果はこの通り。
予想よりも短期間で、葉がシャキッと復活してくれました。
次は、これをオーキトップに植え替えます。