オーキトップとの出会い

オーキトップとの出会い

その後も何回か引っ越しをし、一時期はアメリカに住んでいました。

アメリカでの住まいは、庭もベランダもないアパート。

アメリカ暮らしは短期間だからと、ペットを飼うのも植物を育てるのも我慢しようとしましたが、

友人を夕食に招いた際に持ってきてくれた胡蝶蘭の鉢植えで、その我慢ももう限界に...。

地元の蘭展やガーデニングショップ巡りが始まり、少~しずつ植物が増えていきました。

 

胡蝶蘭、レプトテス、バンダ、セイデンファデニア・ミトラータ、チランジアたちがいましたが、みんな流木付けやバスケット植えのハンギング。

アパートには使っていないシャワールームが1つあったので、「お風呂入るから、植物どかして~!」と言われることもなく、せっせとシャワールームにハンギングの植物たちを運んでは水やりをし、しばらくしたらリビングに戻す、ってやってました。

でも、やっぱり面倒くさい...。

「ハンギングはしたい。でも、リビングでこのまま水やりをしたい!」と思い、ネットで探しまくって見つけたのがオーキトップでした。

アメリカに、ドイツから輸入して販売している園芸店があったのです。

 

しかしそこで、また問題が。

オーキトップ、お高い…。当時専業主婦だった私に、5個も6個も買えるようなお値段じゃない…。

というわけで、しばらくおあずけに。

 

で、とうとうオーキトップを買ったのは、

子どもの習い事の先生のお宅に、高芽が立派に育っていた胡蝶蘭を見かけ、「どうすればいいか、分からなくて。」と言う先生に代わり、高芽を外して植え替えてあげることになった時。

ちょうど帰国間近だったので、お別れのギフトとして親株と高芽をそれぞれオーキトップに植えてプレゼントしました。

その際、3週間程私が自宅でお世話しましたが、ハンギングした蘭にリビングで水やりができる素晴らしさを実感!

帰国して植物育てを再開しても、ずーっとオーキトップを忘れられずにいました。

(次回に続けます)

 

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